耐震性について

家づくりにおいて、デザイン性も重要ですが、今回は耐震性についてのお話です。先の熊本地震以降、鹿児島でも耐震性について関心が高まってきています。現在進行中のプロジェクトでは制振構造を採用しています。お施主様自身が、熊本の被災地を実際にご覧になる機会があり、地震に強い住宅にしたいと強く感じたそうです。しかし耐震と言っても、大きく3パターンの手法があり、建物自体の強度を高める方法や、揺れ(地震力)そのものを軽減する、制振や免震があります。特に熊本地震のような複数回の地震については、建物の柔軟性を高め、揺れそのものを軽減できる、制振や免震構造の方が有利であります。コスト上、制振構造は比較的低コストで施工できるため今回採用致しました。弊社は自由設計ですので、設計監理するデザイン住宅では、お施主様のご要望やご予算次第で、耐震についてもそれぞれ事案ごとに対応しています。すべてはお客様のマイホームでの生活が、安心して充実されることを目指して。1